【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
女性活躍推進法
2020-09-17
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」（女性活躍推進法）は、平成２７年４月１日より施行されており、平成３８年３月３１日までの時限立法となっています。
この法律の趣旨目的は、「女性が、職業生活において、その希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備するため」に制定されており、基本原則は、「女性の職業生活における活躍の推進は、職業生活における活躍に係る男女間の格差の実情を踏まえ、自らの意思によって職業生活を営み、または営もうとする女性に対する採用・教育訓練・昇進・職種および雇用形態の変更その他の職業生活に関する機会の積極的な提供およびその活用を通じ、かつ、性別による固定的な役割分担等を反映した職場における慣行が女性の職業生活における活躍に対して及ぼす影響に配慮して、その個性と能力が十分に発揮できるようにすることを旨とし、行わなければならない」 などどされています。
日本においては、国会議員や地方議会の議員、部長や課長といった管理職に女性が少ないとされています。
女性活躍推進法を、私が個人的に端的に解釈させていただくと、「男社会の古い慣習を廃して女性を積極的に登用してください」ということなのでしょうが、一方で、女性社会における男性の評価が適正かというものもありますよ。
必要なことは、トップが男性であろうと女性であろうと、適切な評価基準にもとづいて評価を行い、男女の別を問わず、適材適所で登用することなのではないかと思います。
あくまでも個人的見解です。
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社労士事務所オフイスマツムラ
社会保険労務士 松村 貴之
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