【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
生産性
2020-10-11
Facebookを始めていますが、なかなか使いこなせません。
「これでいいのかな・・・」と思いつつ使っています。
ん~、つくづくアナログ人間を痛感されられますねー
さて、「長時間労働を是正して生産性を向上させましょう」または「長時間労働を是正することで生産性が向上します」ということが言われていますが、それでは「生産性」とは何のでしょうか。「生産性」とは、「付加価値を雇用保険被保険者数」で割って求め、付加価値とは「営業利益+人件費+動産・不動産賃借料+租税公課」となります。
しかし、業種によっては、生産性の向上がどうのうこうのといったことが、きっちりとあてはまらない業種または、あてはめることが必ずしも適当でない業種もあると思います。
ぼくが長年勤めた介護業界については、そうではないかと思います。介護施設の使命は、ご利用者のその人らしい生活を援助することであり、サービスの質を向上させなければなりません。だからといって長時間労働になることは時代に逆行することになりますが、生産性の向上のみでは図れない部分があると思っています。いかに労働時間を短くしてサービスの質を向上させるか、これが介護施設における最大の課題ではないかと考えております。人手不足は介護施設に限ったことではありませんが、少子高齢社会の進展により、介護施設では特に人材不足が顕著だと思います。介護ロボットの導入を図って、労働j時間の短縮と休暇を取得しゃすい環境を作ることが、結果としてサービスの質の向上につながるのではないかと思います。
とはいえ、一度、上記の計算式にあてはめて生産性を出してみることも必要だと思います。そのことで、さまざま課題がみえてくるのではないでしょうか。
「労働生産性算定ツール」というものが出されており、ぼくも持っています。この算定ツールを用いて生産性を出してみてはいかがでしょうか。
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社労士事務所オフイスマツムラ
社会保険労務士 松村 貴之