【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
介護サービス事業における生産性の向上②
2020-12-03
今日は寒いです。
介護サービス事業に限ったことではありませんが、生産性を向上させるには業務改善は欠かせません。
前回すでに書いたかもしれませんが、「介護サービスにおける業務改善のとらえ方」としては、「人材育成」「チームケアの質の向上」「情報共有の効率化」を図って「楽しい職場・働きやすい職場づくり」に取り組み、その結果、働く人のモチベーションが向上し、人材の確保と定着がなされ、そして最終的に「介護サービスの質の向上」につながるというものです。
介護サービス事業における生産性の向上」とは、効率的・統一的サービスを提供するために業務改善に取り組むのではなく、「質が高いケア」を提供していくことにあります。
具体的な業務改善の取組としては、①「職場環境の改善」②「業務の明確化と役割分担」③「テクノロジーの活用」④「手順書の作成」 ⑤「記録・報告書様式の工夫」⑥「情報共有の工夫」⑦「ＯＪＴの仕組みづくり」⑧「理念・行動指針の徹底」となっています。これらの業務改善を行って、提供するサービスの質の向上が介護施設には求められています。
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