【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
介護保険法の改正・介護報酬の改定
2020-12-12
令和３年４月１日より、介護保険法の改正と介護報酬の改定が同時施行となります。
介護事業所におかれては、ご入所者やご利用者・ご家族へのご説明のための準備を進めていかなければなりませんね。
一部報道によると、通所介護（デイサービス）については、新型コロナウイルスへの感染を心配されて利用控えがみられるということで、手厚い介護報酬とするという内容のようであり、年内には介護報酬を決定するということでした。
予想としては、全体的に基本単価を引き下げて、加算を新設して全体としてプラス改定とするということになるのではないかと思います。
マイナス改定・プラス改定のいずれであっても、ご入所者・ご利用者・ご家族への丁寧な説明を欠かすことはできません。
介護保険法の改正については、入所系サービスにおける食費・居住費（滞在費）に係る預貯金額がどの程度引き下げられるのかが一つの大きな焦点だと思います。
少子高齢社会の進展により、社会保障費は増大し、保険料を納める「支え手」が減少している現状では、ご高齢者の負担も増していくのでしょうか。
後期高齢者医療保険については、年収２００万円以上の方々が２割負担となるということで、自民・公明間では話し合いがついたようですね。私見ですが、当初から２割負担を設けていればよかったのではないかと思います。
今後、「介護保険法の改正について」「介護報酬の改定について」の専用ページを設けて情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします、準備できしだい公開いたします。
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