【2020年度】代表コラム
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介護現場における介護ロボット・ＩＣＴの活用と生産性の向上
2021-01-24
重要
今日は「介護現場における介護ロボット・ＩＣＴの活用と生産性の向上」について書いてみます。介護業界に限ったことではないと思いますが、介護現場においても慢性的な人手不足と介護ニーズの増大が見込まれるなか、介護ロボットとＩＣＴ（情報通信技術）の活用によって業務の効率化と介護職の負担を減らすために大きな期待が寄せられているということです。
たとえば、介護職が直接介護している身体介護を「移動用リフト」や「起き上がり補助装置」といった介護ロボットを用いて、介護職の負担を軽減すること、「見守りセンサー」や業務における記録類をＩＣＴ（情報通信技術）を活用して業務の効率化を図ろうというものです。
介護サービスにおける生産性の向上というのは、一般企業のように、業務の効率化を図ったうえで、かつ利益を上げるというものではなく、ＩＣＴを活用して「情報共有の効率化」を図り、このようにして「業務の効率化」により生まれた時間を利用者に向き合う時間にあて、介護の価値を高めていくというとになります。
「介護の生産性の向上」とは「効率重視やケアの画一化ではなく、１人でも多くの利用者に質の高いケアを届けることで介護に対する認識を利用者・家族・介護職がより価値を感じられるようにするということになります。
今回の介護報酬の改定も踏まえて、介護ロボットやＩＣＴを上手に活用して介護サービスにおける生産性の向上に着手することを検討されてみていいのではないかと思います。
介護の現場が従来の考えから、大きく意識を転換しないといけない時期がきているのではないかと思います。
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