【2020年度】代表コラム
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特定求職者雇用開発助成金の特定就職困難者コース(重度障害者等)以外のコースについて
2021-03-08
重要
昨日は、特定求職者雇用開発助成金の特定就職困難者コース(重度障害者等)の対象労働者と支給額、主たる受給要件、注意点の概要について書きました。
今日は、重度障害者等以外の特定就職困難者コース、被災者雇用開発コース、発達障害者・難治性疾病患者雇用開発コース、就職氷河期世代安定雇用開発コース、生活保護受給者等雇用開発コース、生涯現役コースの支給額について書きます。
(支給額)
①短時間労働者以外:1支給対象期間(6ケ月)につき、30万円(中小企業は25万円)
②短時間労働者:1支給対象期間(6ケ月)につき、20万円(中小企業は15万円)
生涯現役コース
(支給額)
①短時間労働者以外:1支給対象期間(6ケ月)につき、35万円(中小企業は30万円)
②短時間労働者:1支給対象期間(6ケ月)につき、25万円(中小企業は20万円) となっています。
この特定求職者雇用開発助成金については複雑で概要しか書くことができませんが 、現下のコロナ禍の状況も含めて、ご高齢者であっても、障害を有する状態にあっても、「働くことができる社会」「働き続けることができる社会」の実現を図っていくことが大切なのではないかと思います。
社会福祉の世界の言葉でいえば「ノーマライゼーション」の実現です。そのためには「共助」「公助」の考え方が大切なのではないでしょうか。
なお、受給要件と注意点は昨日書いた内容と変わりはありませんが、あくまでも概要を書いていることにご注意ください。
(厚生労働省リーフレットより抜粋)
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松村 貴之