【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
介護保険について
2020-05-10
介護保険制度が導入されて20年が経ち、制度としてしっかり定着したものと思いますが、改めて、介護保険制度について書きたいと思います。
介護保険のサービスを利用するには、まず、要介護認定を受ける必要があります。
要介護認定を受けるには、お住まいの市区町村に要介護認定申請を行い、市区町村の職員(認定調査員)が自宅を訪問し、ご本人の身体的・精神的状況について調査します。
その調査結果をコンピューターを用いて判定(一次判定)し、一次判定結果と特記事項、かかりつけ医の意見書を資料として合議体の認定審査会で最終的な認定結果を出します。
介護度は、要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5の7段階に分かれており、このいずれかの認定結果を受けたあとは、介護兼サービスを利用するためにケアマネジャーを決めて、介護サービスを利用するための話し合いを行います。
特別養護老人ホームへの入所については、平成27年4月1日以降、要介護3・要介護4・要介護5のいずれかに該当しなければ入所申込ができないこととなっています。
団塊の世代と言われる方々がすべて75歳以上となる2025年が差し迫っています。
働き手の問題、社会保障費の問題など、さまざまな問題が山積しています。
当事務所ではオンラインによる全国対応を行っています。
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社労士事務所オフィスマツムラ
社会保険労務士・ケアマネジャー
松村 貴之