【2020年度】代表コラム
「働き方改革」や「年金・介護保険制度」などの社会保険制度をわかりやくお届けします
「雇用調整助成金」と１０万円の給付金に思うこと
2020-04-26
「雇用調整助成金」とは、業績が悪化して休業する場合に、従業員に対し労働基準法に定められている「休業手当」を支払った場合に、その支払った休業手当の一部を助成する制度です。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、多数の事業所さまが、やむをえず休業されておりますが、新型コロナウイルスに伴う休業については通常の雇用調整助成金より助成率が高くなっており、雇用保険加入対象外のパート・アルバイトの方々も助成の対象となり、助成率は中小企業さまで最大９割となっております。記載事項も大幅に削減されていると報道されております。事業主のみなさま方におかれましては、ぜひ、従業員さまの雇用を守るため、「雇用調整助成金」の申請をご検討いただければと思います。社労士としての実務経験はこれから積み上げていく身分ではございますが、「雇用調整助成金」について、ご質問等ございましたら、お問合せいただければと思います。
国は雇用調整助成金以外にも様々な経済対策を打ち出しております。
その1つに1人につき１０万円を支給することとしておりますが、申請方法は、いわゆる３密を避けるため、原則として、郵送かインターネットによる申請となっております。
この申請方法に関して、都市部にお住まいのご高齢者であれば対応できるかと思いますが、田舎の社労士として、都市部でない地域にお住まいのご高齢者については、ご自身で申請書に記適切に記入し、投函できるのかと危惧しており、ケアマネジャーを初め、福祉関係者の皆さまの適切な支援が望まれるところです。
当事務所ではオンラインによる全国対応を行っています。
下記リンクよりお気軽にご連絡ください。
社労士事務所オフィスマツムラ
社会保険労務士・社会福祉士・ケアマネジャー
松村 貴之
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