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労働時間の端数処理
2022-06-15
チェック重要
今日は「労働時間の端数処理」について書いてみます。
労働時間の端数処理に関して、たとえば
「タイムカードで1分単位で労働時間の記録をしていますが、毎日の労働時間を1分単位で計算するのは大変なので、15分未満で切り捨てて、15分以上を30分以上に切り上げて計算したい」という場合、このような処理はできません。
1日の労働時間を計算するにあたって、端数を切り上げることは問題はありませんが、切り捨てることはできません。ただし、1か月の労働時間を通算して、30分未満の端数が生じた場合に、これを切り捨てて、30分以上1時間未満の端数を1時間に切り上げることは認められています。
労働時間の管理は適切に行いましょう。