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介護保険最新情報：業務継続計画（BCP）作成支援に関する研修について
2021-03-03
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令和３年２月２６日付けで、厚生労働省老健局より「介護施設・事業所における業務継続計画（ＢＣＰ）作成支援に関する研修について」が発出されています。
今回の内容は、「感染症や自然災害が発生した場合であっても、介護サービスが安定的・継続的に提供されることが重要であることから、介護施設・事業所における業務継続計画（ＢＣＰ）の作成を支援するため、「介護施設・事業所における業務継続ガイドライン等について」において、ＢＣＰ作成に向けたポイント等をまとめた、介護施設・事業所における業務継続ガイドライン等をお示ししたところです。今般、業務継続ガイドライン等を活用し、ＢＣＰの作成や見直しに資するよう、研修動画を作成し、公開しました」という内容です。下記にリンクを貼っておりますが、私も「介護施設・事業所における新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続ガイドライン」と「介護施設・事業所における自然災害発生時の業務継続ガイドライン」をプリントアウトしてみました。当該ガイドラインによれば、ＢＣＰ（業務継続計画）とは、「ＢＣＰとは、BusinesscontinuityPlanの略称で業務継続計画などと略されます。新型コロナウイルス等感染症や大地震などの災害が発生すると、通常通りに業務を実施することが困難になります。まず、業務を中断させないように準備するとともに、中断した場合でも優先業務を実施するため、あらかじめ検討した方針を計画書としてまとめておくことが必要です」とされています。「介護報酬の改定について」のページですでに書いているとおり、すべての介護サービス事業者を対象に業務継続に向けた計画等の策定、研修の実施、訓練の実施等が義務づけられています。その際、３年間の経過措置期間を設けることとされていますが、新型コロナウイルス感染症についてはワクチン接種が始まったとはいえ、まだまだ予断を許す状態ではなく、いつ自然災害が発生するかわかりません。このような観点から、「業務継続計画書（BCP）」はできるかぎり、速やかに作成したほうがいいと思います。下記リンクにアクセスしていただければガイドラインと研修動画などを視聴することはできます。ぜひ、確認されてみてください。
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社会保険労務士・社会福祉士・ケアマネジャー
松村 貴之