【2021年度】代表コラム
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業務改善助成金が使いやすくなっています①
2021-09-01
チェック重要
令和３年８月より「業務改善助成金」が使いやすくなっています。
「業務改善助成金」とは、設備投資によって生産性を向上させ、「事業場内で最も低い賃金（事業場内最低賃金）」の引き上げを図る中小企業・小規模事業者を支援する助成金となります。
１．対象となる事業場
会社内の最低賃金と地域別最低賃金の差額が３０円以内で、かつ、事業場規模１００人以下。
２．コース別助成金上限額
（２０円以上引き上げた場合）
１人→２０万円
２～３人→３０万円
４～６人→５０万円
７人以上→７０万円
１０人以上→８０万円 となっており、この他にも３０円以上引き上げたコース、４５円以上引き上げたコース、６０円以上引き上げたコース、９０円以上引き上げたコースがあります。
３．助成率
助成率は５分の４で、「生産性要件」を満たした場合は１０分の９となっています。
「生産性」とは、企業の決算書類から算出した労働者1人あたりの付加価値を指します。助成金支給申請時の直近の決算書類にもとづく生産性と、その３年度前の決算書類にもとづく生産性を比較し、伸び率が一定水準を超えている場合に加算して支給されることとなっています。
４．助成対象範囲の拡大
・設備投資（機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練など）の範囲が拡大されています。
・生産性の向上が認められる場合は、ＰＣ、スマートフォン、タブレット端末および周辺機器（新規導入の場合のみ）のほか、乗車定員１１人以上の自動車および貨物自動車なども助成の対象となります。
５．申請回数
・同一年度に２回まで申請が可能となっています。
６．留意事項
・国の予算の範囲内で交付されることとなっているため、申請期間内に終了する場合があります。
・申請期限は、令和４年１月３１日までです。
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