【2021年度】代表コラム
役立つ情報を発信しています。
人材開発支援助成金①
2021-09-05
チェック重要
助成金にはさまざまな種類があり、すべてを把握することはなかなか難しいのが現状です。
今日は「人材開発支援助成金」について。
「人材開発支援助成金」とは、正社員の職務に必要な知識・技能の向上のために用意されている助成金で、「特定訓練コース」 「一般訓練コース」など７つのコースに分かれています。
「特定訓練コース」 「一般訓練コース」とは、雇用保険の被保険者に対して、職務に関連した専門的な知識および技能の習得を目的として計画に沿って訓練を実施した場合に訓練中の賃金と訓練にかかった費用の一部を助成するものです。
助成金の対象となる訓練の対象はつぎのとおりです。
ＯＦＦ－ＪＴのみの場合
特定訓練コース：訓練時間 １０時間以上
一般訓練コース：訓練時間 ２０時間以上
ＯＦＦ－ＪＴ＋ＯＪＴ
特定訓練コース：訓練時間は、大臣認定の要件によることとなっています。
助成金支給額はつぎのとおりです。
特定訓練コース
・ＯＦＦ－ＪＴの場合
訓練中の賃金助成→１人１時間あたり７６０円、大企業の場合は３８０円
経費の助成→４５％、大企業は３０％
・ＯＪＴの場合
実施助成→１人１時間あたり６６５円、大企業の場合は３８０円
一般訓練コース
ＯＦＦ－ＪＴ
訓練中の賃金助成→１人１時間あたり３８０円（大企業も同じ）
経費助成→３０％（大企業も同じ）
経費助成の上限
・特定訓練コース
①１０時間以上１００時間未満
１５万円（大企業は１０万円）
②１００時間以上２００時間未満
３０万円（大企業は２０万円）
③２００時間以上
５０万円（大企業は３０万円）
・一般訓練コース
①２０時間以上１００時間未満
７万円
②１００時間以上２００時間未満
１５万円
③２００時間以上
２０万円 となっています。
当事務所は、私が長年、特別養護老人ホームに社会福祉の専門職資格である社会福祉士と介護保険制度の要であるケアマネジャー資格を有して仕事をしていることから、「介護事業に特化した事務所」としていますが、もちろん、一般企業様からの労務管理、働き方改革などについてのご相談・ご依頼も承っております。
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