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【2021年度】代表コラム

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マクロ経済スライドってなに?

2021-09-22
チェック重要
マクロ経済スライドってなに?
結論から申しますと、私も詳しくは理解できていません。難しいのです。
試験のために暗記した程度で、マクロ経済スライドの仕組みを正確に理解しているわけではありませんが、書いてみます。

「マクロ経済スライド」とは、平成16年の法改正によって導入されたもので、「現役世代の減少」「平均寿命の延び」に合わせて年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
年金は賃金や物価が上昇すると増額されますが、一定の期間、年金額の伸びを調整する、つまり、賃金や物価が上昇するほどは年金額を上げない、上げないというより減らすことで、年金保険料の収入などの財源の範囲内で年金の給付を行いながら、長期的に公的年金の財政を運営していくというのが、マクロ経済スライドの考え方になります。

自民党総裁選の4候補者で、「年金」に対する考え方は、おおよそつぎのとおりです。
河野太郎氏・・・現在の「賦課方式」から「積立方式」へ。最低保証年金制度の導入。年金と生活保護を一体的に捉えて制度を見直す。
岸田文雄氏・・・厚生年金の適用拡大で対応する。
野田聖子氏・・・「日本の年金制度は世界一信頼が高い」というもの。
高市早苗氏・・・「最低保証年金を導入すると財源の確保が難しい」
というような内容です。

現在の年金給付の下限は、所得代替率が50%を上回る水準を確保することなっており、所得代替率が50%を下回るときは、給付と費用負担の在り方等について検討を行い、所要の措置を講じることとなっています。
所得代替率とは、「厚生年金の標準的な年金額」を「男子被保険者の平均手取り収入」で割って得たものです。

年金というのは、老後の生活保障として欠かせないものですが、制度そのものがわかりづらいものとなっています。
うがった見方をすると、あえてあかりづらくしているのかとさえ思ってしまいます。

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