【2021年度】代表コラム
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産休を申し出たら「辞めて」:9月21日付け朝日新聞記事
2021-09-28
チェック重要
9月21日付け朝日新聞記事に衝撃の記事です。
ある女性博士研究員が産休の取得を申し出たところ、「後釜決めたから辞めて」と退職を迫られ(後任が決まっているので、事実状の解雇ですよね)、再就職・研究のことを考え、謝罪したうえで泣く泣く退職されたということです。こういうことがあるのかと衝撃をもって受け止めました。
男女雇用機会均等法では、「婚姻・妊娠・出産等を理由とする不利益取り扱い」は禁止されています。
具体的には、
1 事業主は女性労働者が婚姻し、または出産したことを退職理由として予定する定めをしてはならない。
2 事業主は女性労働者が婚姻したことを理由として解雇してはならない。
3 事業主はその雇用する女性労働者が妊娠したこと、出産したこと、産前休業を請求し、もしくは産前・産後休業をしたことその他妊娠または出産に関する事由を理由として、当該女性労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。
と規定されています。
この新聞記事のような場面に遭遇したときは、お住いの労働局にご相談されてください。
当事務所は、私が長年、特別養護老人ホームに社会福祉の専門職資格である社会福祉士と介護保険制度の要であるケアマネジャー資格を有して仕事をしていることから、「介護事業に強い事務所」としていますが、もちろん、一般企業様からの労務管理、働き方改革などについてのご相談・ご依頼も承っております。
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社会保険労務士 松村 貴之