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【2021年度】代表コラム

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「夜の公園 無料の弁当に列」

2021-10-18
チェック重要
「夜の公園 無料の弁当に列」の新聞記事より抜粋。

「9月下旬の昼下がり、人々がソーシャルディスタンスで2mほど間を空けて列に並びだした。彼らの目的は無料でもらえる弁当だ。生活に困窮する人を支援するNPO法人TENOHASHIが炊き出しや生活相談を月2回おこなっている。妻と一緒に列に並ぶ男性はホテルの従業員。コロナ禍の影響で仕事がなくなった。会社は休業手当を出さず収入が減った。用意された400食は20分ほどでなくなった。この日、炊き出しや生活相談に集まったのは416人。今年に入って急増し、今回400人を超えたのはリーマン・ショック後の2009年以来。最近は20~30代が増え、コロナ以前はほぼ皆無だった女性も来るのが特徴だという。」
NPO法人の事務局長は「コロナでぐらぐら揺れて、液状化現象のように貧困層が表面に出てききた。困窮する人に手を差し伸べるというメッセージを、今こそ国が発してほしい」としている。

この現実をみて国会議員や地方議員は何を思うのだろうか。「生活保護を申請すればいいじゃないか」と思うのであろうか。
生活保護は日本国憲法25条の生存権にもとづく「最後のセーフティーネット」である。しかし、民法上の扶養義務者に「扶養照会」が届くことになり、これを嫌って生活保護の申請を躊躇してしまう方が多くいると聞く。
明日、19日は衆院選の公示日である。
「賃金を改善する」「非正規雇用の待遇を改善する」「数十兆円規模の経済対策を実行する」「消費税を減税する」などと耳障りのいいことを公約として掲げているが、これらの経済対策や雇用対策が、このように生活に困窮している方々に届くものなのかをよく考えてほしい。

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