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【2021年度】代表コラム

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人が増えれば効率性は上がるのか。

2021-11-07
チェック重要
「人が増えれば仕事の効率性は上がるのか」と言われれば一概にそうとは言えません。
人が増えれば必ず「サボる」人が出てくるからです。この仕事を「サボる」人というのは、年功序列や終身雇用制度に守られていると思っている人たち、または上司からのえこ贔屓を受けて「守られている人」たちです。これは私の実体験にもとづいて書いています。仕事を「サボる」人は変に世渡りがうまいのです。まさに、年功序列・終身雇用制度の弊害ですね。

5人の優秀な社員のグループと2~3人の仕事をサボる10人の社員がいるグループとを比べたとき、どちらのグループが効率性・生産性が上がると思いますか?
当然、5人の優秀なグループです。「優秀なグループ」というのは「頭がいい」ということだけを指すのではありません。仕事に対する姿勢、仕事の優先順位を考えて仕事を遂行する、そういった社員のことを指します。

大企業でさえも、大企業だからなのか、「終身雇用」を維持するのは難しいといっています。会社としては、当然「優秀な人材」に集まってほしいと考えていると思います。
そう思わない会社というのは、経営者の考え方に問題があって、結局、いい組織を作ることができずに、優秀な人材が流失していくこととなるのです。そして「人がいない人がいない」と言うのです。
どの産業も人手不足と言われていますが、人口減少社会の現状において、優秀な人材を確保するには「企業努力」が必要です。

より客観的な視点での評価制度を設ける、法を遵守する、長時間労働をなくすための努力をする、休暇を取りやすい職場環境にする、このような取り組みが「企業努力」として必要なことだと思います。
いまは「売り手市場」です。会社が選ばれる時代です。「企業努力」をしない会社というのは入社先として選ばれることなく淘汰されていくのではないかと思います。

会社というのは、経営者の考え方、取り組みしだいで、いいようにも悪いようにも変わります。「法律がいろいろ変わっても別にたいしたことないでしょ」「そんなことにいちいちかまってられないよ」と思っているのなら、その思いがすべてのことに波及することとなるのです。
さまざま努力をして、「選ばれる会社」「優秀な人材が集まる会社」だけが生き残っていくことができる社会になっていると思います。

私が会社の経営者ならば、仕事をサボる人、仕事に対する姿勢が悪い人、考えて仕事をしない人は必要ありません。

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