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社会福祉施設等における面会等の実施にあたっての留意点

２０２１年も残すところ１ケ月となりました。

今月もよろしくお願い致します。

きのうの続きです。

ワクチンを接種していない人というのは、ワクチンを接種した人が、ワクチンを接種すれば新型コロナウイルス感染症に感染しないものと思っているというふうにお考えの方がいるようですが、そのような理解などしているはずがありません。

新型コロナウイルスワクチンもインフルエンザワクチンと同様に、もし感染してしまっても重症化を防ぐことに大きな目的があると思っています。重症化を防ぐことは、すなわち、医療提供体制のひっ迫を防ぎ、救える命をきちんと救えることにつながるのです。ワクチンを接種しない人のなかには1人よがりの考えで接種しない人がいます。

社会福祉施設等における面会・外出については、１１月２４日に厚生労働省より指針が出されています。

たとえば「面会」については、①「地域における発生状況や都道府県等が示す対策の方針等も踏まえるとともに、入所者および面会者の体調やワクチン接種歴、検査結果等も考慮して管理者が面会時間や回数、場所を含めた面会の実施方法を判断すること」

②「面会の実施方法を判断する際、入所者および面会者がワクチン接種済みまたは検査陰性であることを確認できた場合は、対面での面会の実施を検討すること」などとなっています。

管理者の皆さま方におかれましては、当該指針を踏まえたうえで適切な面会・外出の実施に取り組んでいただきたいと思います。

入所してもご家族とともに入所者の精神面をケアしていくことが大切な援助の視点です。

また、社会福祉施設等における面会等に実施に限らず、社会生活・経済活動全般について、ワクチン接種は必須条件だと私自身は思います。

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