【2021年度】代表コラム
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生涯現役起業支援助成金
2021-12-10
チェック重要
生涯現役起業支援助成金(概要)のご案内です。現代は「人生100年時代」「1億総活躍時代」と言われています。
「生涯現役起業支援助成金」とは、生涯現役として働き続けられる社会の実現を目指して40歳以上の方の起業を支援するもので、従業員の雇入れに関する「雇用創出措置助成分」と生産性を向上させた場合に支給される「生産性向上助成分」とで構成されています。
1.雇用創出措置助成分
・雇用創出措置助成分とは、起業した日の年齢が40歳以上の方が「雇用創出措置に係る計画書」を提出し、事業運営のために従業員を新たに雇入れた場合に、募集・採用や教育訓練に必要とした費用の一部が助成されるものです。この場合の従業員の要件は、計画期間内に新たに雇用保険被保険者として雇入れられた方であって、65歳以上まで継続して雇用される見込みがある方となっています。
・助成額
助成額は起業したときの年齢によって異なります。
①起業したときの年齢が40歳~59歳の場合
→助成率は2分の1 助成額の上限150万円
②起業したときの年齢が60歳以上の場合
→助成率は3分の2 助成額の上限200万円
2.生産性向上助成分
・1の「雇用創出措置に係る計画書」を提出した日の属する会計年度とその3年度経過後の会計年度の生産性を比較して、伸び率が6%以上である場合に雇用創出措置助成分の助成額の4分の1の額が支給されます。たとえば、雇用創出措置助成分の助成金支給額が100万円であった場合は、その4分の1である25万円が生産性向上に係る助成金として支給されることとなります。
「起業」をお考えの方は、この助成金を活用して事業を進められてはいかがでしょうか。