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「同一労働同一賃金」の対応は進んでいますか？

「同一労働同一賃金」

中小企業にも２０２１年４月１日より適用されています。「同一労働同一賃金」の目的というのは「非正規雇用従業員の待遇改善」です。したがって、正規雇用従業員の待遇を下げることは「同一労働同一賃金」に目的に反しますし、労働契約法の「労働条件の不利益変更の禁止」にも該当することになります。労働条件は原則として、労働者の不利益に変更することはできません。労働者の個別の合意があれば不利益に変更することは可能ですが、やはり現実的な対応ではありません。「同一労働同一賃金」への対応は非常に手間暇を必要とします。まだ、取り掛かっていないようであれば早めに取り掛かられたほうがいいでしょう。

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