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【2021年度】代表コラム

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18歳成人で年金はどうなる?

2022-01-11
チェック重要
先日、4月1日より成人年齢が18歳に引き下げられることを書きました。それでは、成人が18歳となることで「年金」はどうなるのか考えてみたいと思います。
まず、年金は2階建ての家にたとえて勉強します。1階部分が国民年金、2階部分が厚生年金です。
1階部分の国民年金の被保険者期間は20歳から60歳までの40年間で、厚生年金は70歳まで加入することができます。
4月1日から18歳が成人年齢となっても高校を卒業して働く場合は厚生年金に加入することとなりますが、高校3年生または大学生・専門学校生である場合は年金に加入することにはならないと思います。
高校を卒業して働き、18歳で厚生年金に加入しても国民年金の被保険者となる20歳に達していないので18歳・19歳の厚生年金加入部分は国民年金については合算対象期間(カラ期間)として処理されます。「カラ期間」とは年金の受給資格期間としてはカウントされるが年金給付額としては計算されないことをいいます。
高校を卒業して大学生・専門学校生となっても18歳・19歳の人は現行法どおり国民年金の被保険者とはならないのではないかと思います。国民年金の被保険者となる「20歳」が「18歳」に引き下げられて改正されるということは私が知る限りでは聞いたことがありません。

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